実は副作用は小さい？これがプロペシアの正しい知識！

確立されたクリニックでのAGA治療

プロペシアの入手方法について

AGA治療では、フィナステリドという成分が主として利用されています。これはプロペシアという名称で親しまれているもので、日本国内で処方される際にもこちらの名称の方が一般的です。プロペシアの扱いに関しては国内と国外で明確に分かれています。

日本国内ではプロペシアという製品としては販売できませんが、海外では一般市場で販売を認められている国もあります。こうした国から個人輸入で薬を入手することも可能なのですが、その安全性に関しては保証することはできません。

国内で処方されているプロペシアは、正規の手段で入手した正規品であるので、利用することについてはその安全性が保証されています。

服用した結果で何らかの副作用やトラブルが生じたときには、処方したそのクリニックに責任をとってもらうことが可能なので、こうした事情も国内と海外のジェネリック医薬品では全く異なると言えます。安全面やクリニックからの保証を考慮すると、クリニックからプロペシアを処方してもらった方が安心でしょう。

なぜAGA治療で人気なのか

プロペシアは、AGA治療における治療案件の半数以上を占めている大変便利な薬です。これほど人気があるのは、プロペシアが原因を特定して、AGAに対して医学的な効果をきちんと発揮することができるからです。

プロペシアは、服用年数が長いほどその効果を発揮する傾向がありますので、1年だけ使い続ける患者よりも数年以上にわたって使い続ける患者の方が、より抜け毛の抑制への高い効果を発揮することが確認されています。

• 1年…58％
• 2年…68％
• 3年…78％

上記は、服用し続けた人が髪の毛が増えたと実感している数の統計的な数値です。注目すべきなのは、抜け毛が収まったと感じている患者の数ではなく、髪の毛が増えていると感じている人の数であるということです。

髪の毛の脱毛作用が収まったと感じた人の数に限定すると、3年間で約98％の人が実感しているという報告もされているくらいなので、プロペシアが医学的にもAGAに対して大変高い効果を発揮していることが分かります。

実は副作用の確率は低い

プロペシアは、巷で言われているほど副作用の確率が大きいわけではありません。原因である男性ホルモンの働きを抑制するため、男性機能が低下して精力そのものが減退してしまうという間違った噂が飛び交っています。

しかし、プロペシアの副作用としては実際にそのようなことはほとんどなく、副作用としてそのような例が報告されているのはわずか1％から2％程度です。なぜ副作用を発症する患者数が少ないのかと言えば、服用される容量が実は少ないからです。

元々フィナステリドという成分は前立腺治療などにも役立てられているものであるため、用量によっては別の病気の治療にあてることができます。そのため、AGA治療で利用する際には副作用が出ない程度の低用量で十分であり、その程度でも原因を排除する効果を発揮できます。

ただ、効果が高くて使いやすい半面で、処方してもらうときの費用が少し高くなってしまうという面はあります。初期の場合には安くしてもらえるケースも多いですが、継続的に服用する際にはだいたい1ヵ月当たり1万円前後の費用を見積もっておく必要があります。

この費用にはクリニックにおける処方の費用だけではなく、抜け毛対策のアドバイスや診察料なども含まれています。他の薬と異なって健康保険が適用されないので、診察代から薬の費用まで全て自己負担で計算するため、費用が割高なのは仕方がありません。

それでも、市場で販売されているような高価な育毛剤や発毛剤と価格はそれほどかわりないので、そちらに力を入れるくらいならばクリニックで確実な対策をした方が賢明でしょう。