諦めるのはまだ早い！AGA（男性型脱毛症）は治療できる

普通の薄毛とは違う？AGA（男性型脱毛症）と壮年性脱毛症の違いとは

多くの男性を悩ませている薄毛など頭髪にまつわる問題。成人男性に対する調査では薄毛や抜け毛に悩んでいる人は60％を超えると言われています。

性別を問わず年齢を重ねるにつれて毛髪が細くなってしまったりボリュームがなくなったりというケースは多く見られますが、これは「壮年性脱毛症」と呼ばれる両親や祖父母からの遺伝や加齢が原因の老化現象のひとつで、その多くは遺伝によるものです。

一般的に硬かった毛髪が柔らかくなってしまったり、毛髪が細くなってしまう事に加え、およそ三年から五年と言われる毛髪が抜け落ちて生まれ変わるまでの周期が大幅に短くなる事によって毛髪が十分に成長しきれないうちに抜け落ちてしまうのも薄毛の原因となります。

AGA（男性型脱毛症）の場合も壮年性脱毛症と同様ですが、発症する時期によって加齢によるものは「壮年性脱毛症」と呼び、若年性もしくは壮年性のものはAGA（男性型脱毛症）と呼ばれています。

AGAは「男性型」脱毛症なのに女性でも発症する？

AGA（男性型脱毛症）という名前こそ付いていますが、女性であっても筋肉や骨を作り出す性質のある「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンは微量ながら分泌されていますので、男性と同様にAGA（男性型脱毛症）を発症するケースは実際に存在します。女性のAGA（男性型脱毛症）による脱毛は男性の場合とは異なり、頭髪が部分的に薄くなるのではなく、頭頂部を中心としてまんべんなく全体的な本数が減ると言われています。

AGA（男性型脱毛症）による薄毛や抜け毛の特徴とは

AGA（男性型脱毛症）には脱毛の進行度合いによって7つのステージに分けられていますが、脱毛には進行のパターンがあり、頭頂部を中心に円状に広がっていくパターンや、額の生え際が後退していくいわゆる「M字型」のパターン、前頭部から徐々に頭頂部へ広がっていくパターンの他にもそれぞれが混合したパターンも存在します。

AGAのサイトには薄毛の進行度が表として掲載されていますので、対策を練るためにも現在のステージをご自身でチェックして現在の状態を把握しておくと良いでしょう。

AGA（男性型脱毛症）は治療できる

AGA（男性型脱毛症）はそのまま何も対策を取らずに放っておくと進行してしまいますが、通常毛髪が抜け落ちてしまっても産毛は生えていますので、毛包と呼ばれる毛髪をくるんでいる部分さえ残っていれば毛髪をよみがえらせて再生する事も不可能ではありません。

テレビのCMや新聞の広告をご覧になった事があるという方も多いかと思いますが、AGA（男性型脱毛症）は専門のクリニックでの治療ができる脱毛症なのです。

AGA（男性型脱毛症）の治療とは

一般的にAGA（男性型脱毛症）の治療には大きく分けて二種類あり、進行を抑える効果のある薬の処方や、ドラッグストアで販売されている育毛剤など薬物による治療と医療機関での自毛移植などの外科的な治療があり、その他にはカツラによる対処法も存在します。

AGA（男性型脱毛症）の治療に保険は適用される？

治療期間が長引き、治療費が高額になる事も予想されるAGA（男性型脱毛症）ですが、医療機関やクリニックでの治療には保険が適用されない場合があります。これは厚生労働省が定める医療保険が適用される診療として扱われていない事によるもので、AGA（男性型脱毛症）の治療も美容外科での診察などと同じ自由診療として扱われます。

日常生活でも抜け毛を減らす工夫を

普段何気なく食べているものや生活習慣も抜け毛を増やしている一因かもしれません。例えば過剰な香辛料、脂っこい食事、塩分の摂り過ぎなど体に悪いものは頭皮にも悪影響を及ぼします。喫煙や寝不足、ストレスも頭皮の環境に関わってきますので、規則正しくストレスを溜めない生活、健康的な食生活も治療と同時に心がけましょう。